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KURACERA

KURACERA」は、アルミ(アルミニウム)やマグネシウムといった軽金属の表面に、硬く精密なセラミックス層を成膜し、耐摩耗性および耐食性を飛躍的に向上させる、画期的な表面処理法です。

KURACERA」は、アルミ(アルミニウム)やマグネシウム合金の一般的な表面処理である陽極酸化などに比べ遥かに硬く緻密で、また基材への密着性も高いため、 耐食、耐摩耗からベースコートまで、幅広い使用用途があります。

  また有害物質を使用しないため環境にも優しく、クリーンな次世代型表面処理です。

プロセス

図1.皮膜断面

KURACERAはアルミ(アルミニウム)およびマグネシウム合金基材に対して、基材に熱影響を与えることなく表面に硬く緻密な皮膜を成膜するプロセスです。
10~150μmの均一な皮膜を成膜出来ます。

KURACERAはほぼすべてのアルミ(アルミニウム)およびマグネシウム合金に適用でき、硬質陽極酸化の適用が難しいCuを多く含む合金にさえも成膜することが出来ます。

また、KURACERAは複雑形状や対象部材の内面にも均一な膜厚で成膜が可能です。
KURACERAプロセスは、お客様のご希望のアプリケーションに最適な性能を発揮するように制御可能です。


特徴

ビッカーズ硬さ(Hv)

高硬度

アルミ(アルミニウム)基材の場合、最高で硬質陽極酸化の約3倍、硬質Crめっきの約2倍の硬さを発揮することができます。


優れた耐摩耗性

溶射アルミナ皮膜の約4倍の耐摩耗性を発揮します。
(スガ式摩耗試験機による)


        

塩水噴霧試験結果

優れた耐食性

KURACERAは、緻密なセラミックス層と多孔質なセラミックス層からなり、この緻密層が非常に優れた耐食性を有しています。 陽極酸化に比べ格段に緻密な皮膜であり、アルミ(アルミニウム)合金では、塩水噴霧試験で2,000時間以上の耐食性を示します。


皮膜の付き周り性

皮膜の付き周り性

複雑形状にも均一な成膜が可能であり、陽極酸化のようにエッジ部で割れなどが発生しません。




高い皮膜密着力

KURACERAは強力な分子結合で基材に密着しており、卓越した密着力を実現します。
また、KURACERAの表面は多孔質であるため、多種塗装やフッ素樹脂などに対してアンカー効果を発揮し、非常に剥がれにくい複合皮膜を形成することができます。


環境適合性

特殊な電解質溶液は、クロムやその他の重金属はもちろん、アンモニアや毒性のある化学物質を一切含んでいません。
溶液は無害で、廃液時も特別な前処理がいらず、取り扱いにも全く危険がありません。


加工可能な基材

Al合金: 2000系、5000系、6000系、7000系、鋳造合金

Mg合金: どのマグネシウム合金も処理可能。
          よく使用されるMg合金は AZ91、AM60、WE45、WE54

適用例

  Al合金:自動車用ピストンクラウン、ボールバルブ、Al製プラスチック成形金型、など
       
  Mg合金:自動車部品、オートバイ用ギヤボックスケース、サングラスフレーム、など