DF-KOTE
PAPERMAKING / FILM製紙・フィルム関係
一歩先行く溶射加工技術で、
安定操業、清掃、メンテナンス時間短縮によるコストダウン
包装、電子部品向け高分子フィルム材料の製造過程においても溶射が施されたロールが多用されるようになってきています。
このようなフィルムの製造工程は技術開発が行われ日々その手法が変化しています。元来、ロール表面に用いられる表面処理はめっきもしくはゴム巻きがほとんどでした。
しかし近年、多様なフィルム製品が開発、製造され、ロール表面に様々な機能が求められるようになってきており、従来用いられていた表面処理だけでは要求を満たすことができなくなっています。
このような要求に応えるべく弊社では従来のWC系サーメット溶射をさらに発展させた溶射皮膜DF-KOTE®をご紹介します。
特徴
- 耐摩耗性の向上
- オリゴマーの付着防止
- 安定操業、清掃、メンテナンス時間短縮によるコストダウン
硬さ | Hv1200~1300 |
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耐食性 | 塩水噴霧試験1000時間以上 |
表面粗さ |
Ra0.02以下 Ra0.02~Ra2.0まで調整可能、梨地めっきの代用としても利用が期待されます |
適用例
- フィルム延伸ロール、ガイドロール
- 巻き取り用ロール
- ラミネートロール